運営は難しい

株式会社の設立は簡単ですが運営は難しいものです

株式会社を設立することは誰にでもできることです。昨今の会社設立制度の簡略化により株式会社も1円から設立が可能になってきました。新規参入をしようという若者も増えています。ですが、会社を運営するのは大変だということを忘れないでください。大学在学中に株式会社を設立し卒業後株式上場まで走り、20代で億万長者になっている人や女子高生社長も誕生している世の中ですが、会社の設立と運営は全く違うものです。

株式会社の設立制度が簡略化されたといっても、それは携帯電話と同じで初期費用が安くなっただけのことです。会社を立ち上げた後の経営は全く別なものです。会社を立ち上げた当初は、希望に満ち溢れていますので、苦労を苦労とも思わない部分もありますが、半年間も売上が上がらないと、人間の心は変わっていきます。最初は仲の良かった社員同士も陰湿な関係に変わっていきます。

最初は明るかった社内も、暗い雰囲気に変わっていくものです。会社を立ち上げることは必要書類を揃えて手続きをすれば誰でも可能です。ですが、経営は生き物です。最初に事業計画をきちんと練っておかないと、後々経営に行き詰まるのは目に見えているものです。なんとなく経営を始めてしまっては取り返しがつかなくなるものです。

ある程度初期段階でどう営業展開していくかやこういうトラブルが発生した場合にはどう対応するかのマニュアル作りを進めておかないと、実際の経営に入ってからは迅速に対応が取れなくなっていきます。会社を運営している以上、会社を停めて考え直すことはできません。多額のお金も人も会社も絡んでいます。

少し会社の経営を停めて考え直そうなんてことは許されません。一度、経営に入ったら後戻りをすることは許されないのです。間違った企画、間違った事業計画でなんとなく経営を進めていけば、ただ破滅に向かうだけです。会社は誰でも立ち上げられるようになりましたが、それは逆に競争が激化したという意味でもあります。

これから起業を目指す若い人はそのことをよく考えて実践してください。それに会社を運営するということは社員に給料を払うことでもあります。自分は役員報酬が無くても社員には借金してでも給料を払う必要があります。それがどれだけ大変かは誰でも分かるはずです。他人のために借金をしてお金をあげる。それが社長という仕事です。そして、それが人を雇うという意味であり責任でもあるのです。会社の運営は簡単ではありません。”

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